眼精疲労の恐怖・補足事項
眼精疲労が身体にさまざまな症状をもたらすことは「眼精疲労の恐怖」で紹介
したとおりですが、身体に現れた不快な症状の原因が目だとは思わないのが
眼精疲労の治療を遅らせている原因でもあります。
多くの人は、身体に現れた症状やその症状が現れた箇所によって病院の何科
で診察してもらうかを判断すると思います。
そのため「頭痛がする」、「吐き気がする」などの症状があるときは、内科にいく
のが普通であり、眼科に行く人などはほとんどいません。
そのため身体に現れた症状から内科や神経内科で診断してもらっても「異常なし」
と診断され、医者も原因がわからないという状況が続きます。
仮に眼科にたどり着いても医師の眼精疲労に対する知識が足りないと「疲れ目」
の一言ですまされる可能性も十分にあり、原因不明の頭痛や吐き気の理由が
わからないのでおかしな病気に侵されたと考える患者さんもいるのです。
頭痛や吐き気の原因が眼精疲労だとわかり、治療をうけても眼精疲労の多くは
日頃の習慣(パソコンを使った仕事、読書、携帯電話のメール・ゲーム)が原因
なので、もとの生活に戻れば、当然また症状が悪化します。
■ 眼精疲労の行きつく先・急増する30代老眼とドライアイ
「30代老眼」・・・・恐ろしい言葉ですが、実際は一時的な目の調整力の低下で
あるケースがほとんどで、すぐに治るものなので余計な心配をする必要はありま
せんが一時的とはいえ、30代で老眼の症状がみられるということは、これまでの
眼の症状としてはなかったといいます。
また、最近では女性を中心に目が乾燥するドライアイという症状も増えています。
これら2つの症状を持つ患者の共通点はやはり、
「一日中パソコンでの作業をしている」
ということがあります。
長時間のパソコン業務もしくは近点作業では目に多大な負荷がかかります。休息
を取ることもなく、睡眠時間も削って仕事をして、更にこれに運動不足が加われば
血液循環が鈍り、絶えず疲労物質が体内に蓄積していくということになります。
眼精疲労がひとつの形として現代人に現われだした「30代老眼」と「ドライアイ」
ですが、生活習慣が原因であることは間違いないようです。