ソフトコンタクトレンズについて
ソフトコンタクトレンズは含水率が高い軟らかいレンズであり、黒目より大きい
サイズのコンタクトレンズであることが特徴的です。
レンズのフィット感に優れ、少々のことではずれたり、外れて落としてしまうという
ことがないため多くの人に使用されているのがソフトコンタクトレンズです。
ソフトコンタクトレンズの特徴は、ハードコンタクトレンズの特徴と正反対である
ものが多いというのがあります。
■ ソフトコンタクトレンズの特徴
1.フィット感に優れ、すぐに慣れる
コンタクトレンズ初心者でも比較的すぐにレンズを装用した際の違和感になれます。
しかしソフトコンタクトレンズの装用感の良さが、逆に目のトラブルの発見を遅らせ、
障害が重くなるまで気づかないという問題を起こすこともあります。
2.野外での活動、激しいスポーツに向いている。
目にゴミが入っても痛くてつけていられないということや、レンズがずれたり、外れ
たりということがないため激しいスポーツをする際に便利です。
3.目に対する安全性が低い。
ソフトコンタクトレンズの形が黒目(角膜)を覆う形状になっているため酸素透過性
に問題があり、長時間つけると眼の細胞が酸欠になります。
鏡で自分の眼を見て角膜(黒目)に向かって白目のところに毛細血管が幾筋も
出ているようであれば眼が酸欠状態であると考えられます。
4.汚れがつきやすく、カビや細菌が繁殖しやすい
蛋白質などの涙の成分や汚れがつきやすく、細菌やカビが繁殖することもある
ため、毎日の洗浄と消毒がとても大切です。ケアを怠ったり、不衛生なレンズを
使用することでアレルギーや目の疾患の原因になります。
5.ドライアイには不向き
長時間の装用でレンズが乾燥するため、見え方が悪くなるだけでなく、黒目に
トラブルを生じます。ソフトコンタクトレンズのように角膜を覆うレンズを長時間
装着していると角膜の知覚が鈍くなり、涙の分泌が減少します。
これがドライアイという目が乾いてしまう症状のひとつの原因といわれています。
■ ソフトコンタクトレンズ選びの注意点
ソフトコンタクトレンズはトラブルが多いコンタクトレンズなので、必ず眼科医の処方
を受けるようにします。コンタクトレンズの量販店には十分注意してください。
ソフトコンタクトレンズの問題点である酸素透過性に関しても最近はレンズの改良
が進み従来のものより数倍の酸素透過性を誇るものが登場してきています。