コンタクトレンズの間違った使い方
コンタクトレンズを間違った使い方で装用した結果としてさまざまな眼病を患う人
がいるようです。目の疾患はひどくなると失明するものもあるので注意が必要です。
コンタクトレンズの取り扱いを間違い、トラブルになるケースのほとんどは毎日の
レンズのケアである洗浄と消毒を怠ったことによる不衛生な管理が原因である
ことがほとんどだといわれます。
不衛生なコンタクトレンズの管理方法としては以下のようなものがあります。
○ レンズケースが汚れている
○ 使用期限の過ぎたレンズを使っている
○ 埃やゴミ、化粧品がついた汚い手でレンズを扱う
○ レンズをつけたまま眠る
○ キズがある、レンズの一部がかけるなど破損しているものを使い続ける。
○ レンズの保存やこすり洗いに専用の洗浄液や保存液を使わず、水道水を使う
コンタクトレンズは眼鏡とちがって、角膜(黒目)直接に接するため、取り扱いには
細心の注意を払わなければいけませんが、適当に扱う人が多いようです。
■ コンタクトレンズの間違った使い方が原因で起こる目の疾患
○ 流行性角結膜炎
ウイルスで感染し、目が充血し、まぶたが腫れ、涙や目やにが出ます。レンズの
洗浄と消毒を怠ったり、汚ない手でコンタクトレンズを扱ったりすると感染します。
○ 角膜上皮傷害
角膜上皮がはがれたり、キズがついてしまった状態です。原因として、角膜の
酸素不足、ドライアイ、レンズをつけたまま眠った、汚れたレンズを使い続けた
などがあります。
○ 角膜血管新生
コンタクトレンズの長期装用により、酸素不足が続くと、目の酸素不足を補おうと
白目の血管が角膜に侵入します。鏡で確認できるので見てみましょう。
○ 巨大乳頭結膜炎(GPC)
上まぶたの裏側にぶつぶつができるアレルギーの一種です。コンタクトレンズに
付着するタンパク質の汚れに反応することが多いようです。
○ 角膜潰瘍
角膜上皮の障害の重度。細菌やカビが角膜に進入した結果、角膜が白く濁って、
角膜穿孔( 角膜に穴があき、房水が流出する)をおこすこともあります。
○ アカントアメーバ角膜炎
最悪の場合失明してしまうこともある恐い病気でアメーバがコンタクトレンズに
付着して目についたキズから菌が目の中に入り込んで感染します。
土を触った手で目をこすった、コンタクトレンズをつけたまま川や湖沼、プールで
泳いだ、レンズのケアや保存に水道水を使うことから感染するともいわれています。
コンタクトレンズは高度医療器具であって、ファッション・美容的な要素は二の次
です。安易にコンタクトレンズを使い続けることの危険性を理解しておきましょう。