ラセック(LASEK)
ラセック(LASEK)はエピレーシック同様に非常に薄いフラップを作成できる視力
矯正手術のひとつでエキシムレーザーを角膜に照射して屈折率を矯正します。
ラセックの特徴はフラップ作成時にマイクロケラトームなどの医療器具やレーザー
などを使わず、アルコールで角膜表面をふやけさせて、非常に薄いフラップを
作成することです。
ラセックでは非常に薄いフラップが作成することができるので、レーシックでは
角膜の厚さが足りなかった人や術後に眼に外傷を受け、フラップがはがれて
しまう危険性がある激しいスポーツ(特にボクシングなどの格闘技)をする人
には適している方法だといえます。
ラセックの手術手順は目に麻酔をかけ、固定した後は角膜上皮にマーキング
して、角膜表面を20%アルコールで柔らかくし、角膜上皮だけを剥がします。
角膜実質にエキシマレーザーを照射して、剥がした角膜上皮を元に戻します。
消毒した後、保護用コンタクトレンズを装着します。
アルコールで柔らかくなった角膜上皮はとても不安定であるため、ソフトコンタクト
レンズを装用して保護するわけです。保護用のソフトコンタクトレンズは角膜上皮
が再生してくるまでの約1週間連続装用することになります。
ラセックの問題点としては指摘されていることは
○ アルコールを使用するために、アルコールによる角膜や結膜の障害が
考えられること
○ レーシックに比べ術後に痛みが残ること
○ 視力回復の効果がゆっくりしており、視力が出るまでに1週間位かかること
ラセックは、ラーセック、ラーゼック、レーゼックなどの呼称で呼ばれることもあります。